申告義務がある人は?
収入のある人すべてに義務があり、
過払いした税金は申告しなければ返ってくることがありません!
サラリーマンなどの人は会社が納税を行っているので特別な手続きを行わなくても自動的に所得税を納付していますが、個人事業主などの人は自分で税金を納付しなければなりません。
確定申告の義務がある人には以下の方が対象です。
・個人で事業を行っている個人事業主
個人事業主の人は収入額や経費、控除額などを元に自分で税金の申告を行わなければなりません。
・会社員で年収が2,000万円以上の人
会社員でも年収が2,000万円以上ある方や、副収入がある方は自身で申告しなければなりません。
・年末調整を行っていて、他に副収入のある方
・不動産所得のある方
・株を行っている方 など
ここで注意が必要なのは、確定申告の義務とは税金を納める必要のある収入の方が行うもので、還付申告は個人の意志で行わなければなりません。
確定申告の方法としては、複写式の帳簿付けが必要な青色申告と簡単に確定申告が出来る白色申告があります。
青色申告は帳簿付けなどに手間がかかりますが、特別な控除が利用できる為、所得税を安く済ませる事ができます。
申告しなければ返ってくるはずの税金額を損する事となってしまいます。
ただ、起業間もない事業主で働き始めたばかりの方などは、帳簿を付ける手間や収入面から考えても、青色申告のメリットはそれ程多くありません。